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倉田の半生記

・幼児期 -変わった子供-
わけのわからないことを延々と喋っていたらしい(両親談)。ASの子供に見られる、「口を楽器として認識する(伝達の道具ではない)」ことをしていた可能性あり。
「お留守番」「群青色」など特定の言葉を耳元で囁かれると大笑いをしていた。

・小学生時代
~低学年 -図々しい奴- ~
ファミコンに強い興味を持つ。
母親の強力な反対でファミコンを買ってくれなかったため、他人の家に上がりこんでファミコンをする。同級生に遊びに行く約束をせずその人の家に行き、同級生がいなくても「帰るまで待たせてください」と家に上がりこんでまでファミコンをしていた。
同級生だけでなく、一度家に行った下級生でも、遊びに行って家に上がりこんでファミコンをした。(同級生達からは「図々しい奴」と言われるも、あまり意味はわからずに誉めてもらっているのかと喜んでいた。)
親や同級生に何回か注意されましたが、この行動は直らず。(自分でも不思議に思ってはいましたが)
~高学年 -点取り虫- ~
テストで高得点を取ることに興味を持つ。
テストが返ってくると、クラスの頭の良い奴の所へ行って、「何点だった!?」と大きな声で聞いていた。
~全学年を通して~
変わった人間と言われていました。
また、同級生が友達をどう作っているのか不思議でした。

・中学生時代 -勉強は自分の拠り所-
中学最初の実力テストで1位をとったのがきっかけとなり、勉強にさらに強い興味を持つ。
運動も下手、友達作るのも下手、と自分に良いところが無いと思っていた自分に、寄りどころを見つけることができた。
相変わらず、変わった人間と言われ、友達の作り方が分からず苦労する。

・高校生時代 -やっぱり勉強は自分の拠り所-
第一志望校の高校に入学できず。(10人受験して、落ちたのは自分1人)
その悔しさをバネにひたすら勉強に打ち込む。
相変わらず、変わった人間と言われ、友達の作り方が分からず苦労する。

・大学生時代 -コミュニケーションの基礎を学ぶ-
第一志望の国立大学に入学。周りの人間を仰天させる。
ひたすら勉強していた反動で、トレーディングカードゲームにはまる。
趣味が合い、相手との接触に気をつかうオタク(表現失礼)の人たちのとの交流は、他人との接触の仕方が分からなかった倉田には非常に楽しいものだった。
(ココでようやく、コミュニケーションの基礎を学んだと思います。)

・大学四年、院生時代 -意思疎通のできない変な奴-
大学四年で研究室に配属してから、自分は説明が下手ということに気がつく。(研究発表の練習で、どんなに頑張っても聞いている人に自分の言いたいことが伝わらない)
また、変わった行動が研究室の人間の目に止まり、ネタキャラ扱いされる。(本気で嫌がるのだが、誰もこちらの話を聞いてくれない。)
自分は何かおかしいのではと思い始めるが、原因がわからないので悩みは解決せず。

・社会人(一社目) -鬱。自殺未遂-
コンピュータ系の会社に就職する。
社会に出たことで、アスペルガーの特徴が顕在化する。
上司の指示が何度聞いても理解できない。何回やっても指示と間違えたプログラムを作ってしまう。
「どうしてそうなるの?」「前にも言ったでしょ!?」
何回も上司に怒られるが、どうしてそうなるのか倉田本人にもわからずに苦悩していました。
ある時、一緒に仕事をすることになった上司から「君を三ヶ月で一人前にする。厳しく育てるから、必死について来い」と言われる。
仕事が出来なかった自分には天の助けだと思い、必死に頑張る。
「どうしてそうなるの?」「前にも言ったでしょ!?」
相変わらず指示を間違え、以前にも増して毎日怒鳴られるようになったが、上司を信じて頑張る。
しかし結局、上司には見捨てられる。(「君のことは見捨てるからあっちに行っていなさい」と言われました。)
信じて上司に見捨てられたショックで、鬱になる。(会社にいるだけで涙が出るようになりました)
それでも上司との仕事は続き、毎日怒鳴られつづけ「こんなに辛いのなら一度死んでみるか」ということで首を吊る。
結局死ねず、転勤と休職、復職を経て、退職。

・社会人(二社目) -コミュニケーションに不安があるから、解雇-
自分にできることは何だろうと考えた結果、勉強する仕事が向いているのではないかということで、会計事務所に転職する。
8ヶ月勤務するも、「コミュニケーションに不安があるから、担当を持たせられない」ということで解雇になる。
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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

アスペルガー症候群とは

一口にASと言っても色々なタイプの方がいます。とりあえずASの代表的な特徴を書いておきます。

・特徴1 相手の気持ち・場の空気を理解できない
相手の気持ちを理解する事が下手です。相手の言葉の裏の意味に気づかず、素直に言葉どおりに受け止めてしまいます。

~代表例~
上司「AS君、今日、部のミーティングがあるからね」
AS君「はい。わかりました」
上司「AS」
(次の日)
上司「AS君!昨日はどうしてミーティングに出ずに帰ったの!ちゃんと言ったでしょ!?」
AS君「え!?僕が出る必要があったのですか!?『ある』だけだと思ってました」

・特徴2 特定のものに執着する
気に入ったものに強い執着を示します。電車・地図・国旗・PC・水・・・。放っておくと一日中そこにいたりそのことばかり考えていることもあります。

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倉田の特徴

アスペルガーとしての倉田の特徴は以下のとおりです。
・その1 相手の気持ち・場の空気を理解できない
他の大勢のASの方と同様、相手の気持ち、場の空気を読むことが下手です。
相手の気持ちを考えずズバリと物を言って、「意外と冷たいところがあるんだ」と言われることがあります。
また、場の雰囲気を理解しない発言をして、会話を止めてしまうこともあります。

・その2 冗談・皮肉を理解できない
その1と関係しますが、冗談や皮肉を理解することが下手です。(子供のころから、「冗談を真に受ける奴」とよく言われていました)
「倉田って駄目な奴だよな」と冗談で言われても、「そうか、言われてみると確かに僕は駄目な奴だ」と受け止めてしまいます。

・その3 上司の指示を理解できない
その1と関係しますが、仕事で少しでも難しい指示を受けた場合、きちんと仕事をこなすことができません。
「こうするんだよ。わかったね?」と言われただけで放置されると、ほぼ間違いなく指示されたことと違うことをしてしまいます。

・その4 一度に沢山のことを覚えきれない
ASの方に見られる特徴のようですが、倉田は一度に沢山のことを覚えることが苦手です。
その3の特徴と合わせて、仕事で上司から沢山の指示を受けた場合、ほぼ間違いなく指示の取りこぼし、勘違いをします。
(受験勉強のように、時間をかけて暗記することは得意のようです。)

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プロフィール

K.Katsuhiko

Author:K.Katsuhiko
倉田克彦(H.N.)。アスペルガー症候群(精神障害者手帳2級)。バツイチ。
物心つく前から変わり者と言われ、他人と変わった行動をとり、コミュニケーションが上手く取れないことに悩み続ける。
学生時代はなんとか生活できたが、IT会社に就職後、上司からの指示を正しく理解できないため仕事ができず、毎日上司に怒鳴られつづける日々を過ごす。
最終的には欝になり、上司から「君のことは見捨てるからあっちに行ってなさい」という言葉が発端となり、自殺未遂に至る。
自殺未遂の一ヵ月後、26歳にてアスペルガー症候群との診断を受ける。
2年後、税理士事務所に転職するも、「コミュニケーションに不安が残る」との理由で試用期間終了とともに解雇される。
その後IT業界に復帰するも、鬱を再発。手首に包丁を当てる。
妻には愛想つかされ離婚する。
現在、リハビリしながら社会復帰中。

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